艸雲窯のこだわり

当工房は一品ごとに入念な手作りで制作しており
大量生産品にはない独特の雰囲気や
人の手の温もりを感じさせる作風が持ち味です

織部焼

独創的な世界”へうげもの”

茶人千利休の一番弟子として名を馳せた
戦国武将の古田織部が指導して作らせたことから
名付けられた『織部焼』。
当時から、その斬新な意匠や自在な造形は
《へうげもの》として異彩を放ち、
極めて独創的な世界を切り開いてきましたが、
当工房ではそんな革新的伝統を踏まえながら、
さらに《現代の織部》の可能性にも挑戦しています。

三陸の海

”群青色”の深遠な世界

3.11の大震災で強烈に荒れ狂った三陸の海、
当時は海を眺める事さえ恐怖が先に立ち、
心乱れる思いでした。
季節が巡りようやく平常心で
海を見る事が出来るようになりましたが、
時として織部焼の器に現れる《群青色》は、
穏やかな三陸の海が見せる《深いブルー》の
色合いにも似て、深遠な世界を連想させます。
これも織部の醍醐味で見所の一つです。

三陸の海の写真

少量多品種

手づくりの深い味わい

当工房では手づくり少量生産に徹しており、
その作品は『織部』が中心ですが、
他にも『黒織部』や『黄瀬戸』、『白萩』や『青萩』
さらに『柿天目』や『黒天目』等まで
多岐にわたり、変化に富んだ商品構成としています。
さらに大量生産品にはない
雰囲気や深い味わいを出すため、
様々な工夫を凝らして差別化を図っていますので、
その違いをご覧下さい。

オリジナル性

用の美に徹した作品

焼物の世界は、国内の伝統産地のみならず、
個人的生産者も今では全国各地に存在して、
日夜独自の作風を求めて作陶しています。
そうした中で、オリジナル性を追求する事は
容易ではありませんが、食器類は使い勝手を優先し、
制約の少ない花器の制作等では
《何処にもない面白い物を》をモットーに
制作しています。

北限のヤブツバキ

大船渡市の花

大船渡市周辺が北限といわれるヤブ椿は
市の花にも指定されており、
大船渡市を象徴する花となっています。
ユーザーの多くから
大船渡らしい雰囲気の物をとの要望もあり、
器には椿の花の絵柄が多くなっています。

ヤブ椿の写真

製作工程

手しごとの味わい

陶芸の制作工程はどこでも同じような工程を経て作られていることが多く
個人工房では一般的に下記の工程で作られており、当工房もほぼこの手順で制作しています。

  1. 粘土で成形
  2. 削 り
  3. 乾 燥
  4. 素焼き
  5. 絵付け
  6. 釉掛け
  7. 本焼き
  8. 窯出し(完成)